Windows Server 2019 CALとリモートデスクトップのマルチセッション

日付 2021.01.07
タイトル Windows Server 2019 CALとリモートデスクトップのマルチセッション
本文
ActionPack(VisualStudio)で取得したWindows Server2019stdをVM上に設置、開発サーバとしてリモートデスクトップで多人数から接続できるようにRDセッションサーバ、RDライセンスサーバの機能を追加し、CALをインストールしてしばらく運用していたところ、「ライセンスを提供するためのターミナルサーバライセンスサーバがないため、リモートセッションは切断されました云々」のような文言が表示され接続できなくなりました。

別なWindowsサーバからコマンドプロンプトで、
mstsc /admin

とすることで、管理者モードでリモートデスクトップ接続をしてRD診断をしてもオールグリーン。
何かが壊れた可能性もあるためライセンスサーバをアンインストール→再インストールしたところ、今度は接続はできるものの60分で切断されます云々と言うメッセージが出るように。

原因を調べていくうちに、どうやらActionPackで取得した10ユーザ用CALを利用する場合、ActiveDirectoryを構成する必要があるというように仕様が厳格化(2016までがゆるゆるだった?)されたとのこと。

これからは利用しなくてもADを組むのは必須かもしれません。