KAGOYA CLOUD/2にRedHat EL 8をインストールしたときのメモ
全部入りのisoは大きすぎたのか(6.6GB)、アップロードに失敗するため、boot.isoを利用。
0.
下準備
RedHatにdeveloper登録し、サブスクリプションを確認
https://developers.redhat.com/
から登録できます。(すでに利用できるサブスクリプションがある場合は次へ)
自由に使えるwebサーバ
→ インストール用レポジトリとして利用、RedHatEL8のISOの中身を丸ごとアップできる空き容量が必要
1.
RedHatのデベロッパーネットワークへログイン
2.
全部入りのiso及びboot用ISOをダウンロードする
3.
準備したwebサーバがrootを利用できる場合
→ 全部入りISOをアップロードして、web公開領域にディレクトリを作成しISOをマウント
ex)
# upload ISO file = rhel-8.0-x86_64-dvd.iso
cd /path/to/doc_root
mkdir -m 755 rhel8
su
mount -o loop -t iso9660 /path/to/rhel-8.0-x86_64-dvd.iso rhel8
準備したwebサーバが共有サーバなどの場合
→ ローカルでISOファイルをマウントして、中身をアップロード
※ !どちらも作業が終わったら削除すること!
※ webの公開モードは念の為 Options +Indexes を指定しておいた
4.
KAGOYA CLOUD/2のサービスコンソールへログインする
5.
boot用ISOを「イメージ」メニューからアップロード
6.
インスタンス作成(スペック 2core/2GB 50GB SSDで検証)
パッケージは「ISOイメージ」で先程アップしたISOファイルを選択
7.
インスタンス一覧から作成したインスタンス名をクリックして詳細画面へ
8.
コンソールを選択し、コンソールを起動をクリック、暫く待つとコンソールが別ウィンドウで立ち上がる
(GUIモードの場合、何か操作していないとすぐ切れる、切れたらまたコンソールを起動ボタンをクリックすればつながるがちょっと使いづらい)
9.
RedHatのGUIインストーラ画面が立ち上がるので、言語選択の後、まずネットワークの設定。
IPv4のタブから、カゴヤのサービスコンソールに表示されているIPアドレス/サブネット、ゲートウェイ、DNSを設定する。
次に、インストールソースの設定。
http(s)://準備したwebサーバのアドレス/rhel8ディレクトリのパス/
で、インストールソースの種類は「選ばない」。→ レポジトリなどを選択すると、アクセスが失敗する。
10.
他の項目は適宜設定、これでインストールができた。
11.
RedHatへのサブスクリプション登録
# rootになって
# システム登録
subscription-manager register
ユーザー名: # Account InfoのRedHat Login ID(メールアドレスじゃない方のユーザーID)
パスワード:
# 利用可能なサブスクリプションを確認
subscription-manager list --available
# プールIDの項目をコピーして保存しておく
# 割当登録
subscription-manager attach --pool=上記コピーしたプールID
# 以上でサブスクリプション登録完了
# 適宜yum updateなりかけておく
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